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RENOVATION / NEW HOUSE / STORE DESIGN

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café licht

2018 /Jul/ 27 updated

大きな5つのアーチ型のドアと窓。そこからは店内に柔らかな光が射し込みます。光線や木漏れ日など光が大好きなオーナーの相原祐子さんは、今年3月神戸花隈にオープンしたカフェに「licht(リヒト)=明るい、光のある」というドイツ語の名前をつけました。白壁の店内には外の光が美しく差し込んでいます。

元々フード・コーディネーターをしていた祐子さんはいつか自分のお店を持ちたいと夢見ていました。あるとき、神戸に元喫茶店だった魅力的な物件に出会います。ポイントは大きなアーチ型の窓。どこか教会を感じさせる外観はまさに自分の開きたいお店のイメージにぴったりでした。ちょうどその頃、東京で菓子店を開く友人の薦めでDEN PUS EGGのことを知りました。友人の言葉を信じ、物件を契約した足でDEN PLUS EGGのオフィスのある北名次の緑のお家を訪ねると、その自然な雰囲気と世界観を一目で気に入り、店舗の設計&施工をお願いすることを決めました。

店内は、まず壁を真っ白に塗り、そのまま使えるテーブルやチェアなどは生かしながらも、自分が立つキッチンまわりのカウンターだけはかなり細かくやりとりをしました。「ここは自分にとってのアトリエでもあるんです」。自らお菓子を焼き、サイフォンでコーヒーを淹れる彼女にとって、この場所は自分自身のアトリエ&ラボラトリーであり、そこにカフェ・スペースがある感じだといいます。カウンターの高さやお客さまとの目線の位置、棚の高さやコンロ回りの使い勝手など、自分のアトリエのイメージに近づけるために、設計担当者と何度も打ち合わせをしました。そのおかげで、とても居心地のよい空間ができあがりました。

耳を澄ませば英国製の小さなスピーカーからドイツのピアニストの演奏が聴こえてきます。カウンターには初夏なのにクリスマスに食べるドイツの焼き菓子「シュトーレン」が。「シュトーレンが大好きなので一年中、具材を変えて置いています」。今はレモンとクランベリーをつかった爽やかな味で、アイス・コーヒーにもとてもよく合います。そして、「カフェの“モーニング”も大好きなんです」と朝7時から香りのよいスコーンやトーストが選べるモーニングを準備して朝のお客さまをお迎えします。ここは祐子さんの「大好き」がたくさん集まったお店なのです。

café licht
神戸市中央区中山手通7-2-1エルミタージ南光荘A-1

光の美しい店内。
窓とドアのある壁面は元の喫茶店のデザインのまま。
絵本に出てくるようなファサードに一目惚れ。
お菓子はすべて祐子さんの手づくり。
お菓子のテイクアウトもしています。
ラボ的な要素の強いキッチンはシンプルで機能的に。
朝陽の中のモーニングが心地いい。
シュトーレンが一年中食べられる!
キッチンは機能美。
サイフォンコーヒーと真夏のシュトーレン。
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