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RENOVATION / NEW HOUSE / STORE DESIGN

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Merci SALON DE COIFFURE

2019 /Apr/ 14 updated

苦楽園の美容室で長年働いてきた伴直子さんは、大人のヘアサロンをつくりたいと独立を決めました。以前からDEN PLUS EGGの緑のおうちやパーツショップ『WATSON』をのぞいて、「いつか自分のお店を持つときはこんな雰囲気にしたいなぁ」と心の中で思っていたという伴さん、いよいよ独立をきめたとき、すぐにDEN PLUS EGGに相談に行きました。

運良く、クリーニング店として町の人に親しまれてきた越木岩筋に面した物件が空き、そこをお店にすることに決めました。これまでのお客さんたち、自分を支えてくれたひとに向けて名前は『Merci』。

パリに所縁ある友人が多く、いつも身近に感じていたパリの街。長年勤めた美容室を辞めてすぐ、伴さんはパリへ新しいお店のイメージ探しの旅に出かけることにしました。

パリは大都会なのに四季折々の表情が楽しめる不思議な魅力を持つ街。とくに色遣いには独特のセンスがあります。ピンクともベージュともつかない落ち着きのある色合い、緑とも茶色とも言える優しい色、さまざまなくすんだパステルカラーは大人の遊び心を感じさせてくれます。そんななかから選んだファサードの色は「グレーとラベンダーの間のかわいいのにシックな色」。朝や夕方の光で表情を変えます。パリの街角にごく普通にありそうなこの色は、伴さんの朗らかでフレンドリーな人柄にもぴったり。

店内は、テーマカラーであるラベンダーグレーとピンクベージュ、ドライグラス色などくすんだパステルで統一。ファサードにはカーブが美しいアンティークのドアを使用。そのドアと同じデザインの窓をシャンプーブースとの間仕切り壁にはめ込むと、まるであらかじめ設計されていた建物のような統一感とコントラストが生まれました。

『D+E REVIVAL』でひと目見て、伴さんが気に入った大きなガラスケースは、受付のテーブルも兼ねるショーケースに。大きな窓につけられたリネンのシェードカーテンからは優しい光が差し込み、ヨーロッパの古いショップのような佇まいをつくりだしてくれます。

ふんわりとした雰囲気のショップカードも同じラベンダーグレー制作。店名の「Merci」とうロゴは手書き。イメージ探しの旅でパリのサンルイ島を歩いていたとき、とてもすてきな老舗の文具店を見つけ中に入ると、革のハギレに「MERCI」と書かれたピースが目にとまりました。これだ!と感じた伴さんは、お店の人に聞くとその文字はその方の奥さまがカリグラフィーで書いたもので、日本人の女性だという。そこで伴さんは迷わずにお店のロゴを手書きしてほしいとお願いして、フェミニンで大人っぽいイメージ通りのロゴとマークができあがりました。そのロゴはファサードの壁に、シックなゴールド色で手書きしました。

思い通りのサロン空間をつくった伴さん、「奥にスパスペースをつくってもらいました。いいヘアスタイルをつくるためには髪の健康が大切で、そのためにはまず頭皮を健康にしなくてはいけないので、ケアに力を入れたいんです。また野菜ソムリエの資格も取りました。髪のためには食べるものもとても重要。食事にも気をつけて、内側からキレイにしていくことも考えていきたいと思っています」と、これから『Merci』が目指すことについて語ってくれました。

 

Merci SALON DE COIFFURE
兵庫県西宮市菊谷町1-1

小さな書斎のようなメイク・コーナー
キルステン・ヘクターマンのクッションと店内の色が調和している。
同じデザインの窓と扉がアクセントに。
リビングルームのような居心地のいいサロン。
エクリュ色のリネンのシェード。
リネンカーテンで仕切られる奥のヘッドスパ・スペース。
シックな甘さを纏うファサード。
サンルイ島のショップで見つけた革のハギレとショップのカード&DM。
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